かかとがガサガサになってしまうとお悩みの方がいらっしゃいます。
放っておくと買ったばかりのストッキングでも、かかとがあたるだけでダメにしてしまうという凶器のようなかかとになってしまうという方も。
でも、かかとがガサガサになってしまう原因ってなんなんでしょうか?
この記事の目次
原因になる4つ! ガサガサかかとのモトとは?
かかとのガサガサの正体は、角質です。
角質は実はすでに死んでる細胞です。ですから除去しても痛くはありませんし、触っても肌を触っている感覚はないはずです。
本来なら垢としてはがれていくはずの古い角質が、かかとにひっついたままでいるのが、ガサガサかかとの正体なんです。
そして、かかとの角質を厚くしてガサガサになってしまう原因は主に4つあります。
原因① 乾燥でガサガサかかとに!
かかとをガサガサにしてしまう原因で一番に考えられるのは『乾燥』です。
実は足の裏には皮脂腺がありません。でも、「足裏にいっぱい汗かくけど・・・?」と思われるかも知れません。ところが、人の身体が汗を出す腺には、汗腺と皮脂腺の二種類があって、そのうちの皮脂腺が足の裏にはないのです。
もともと乾燥しやすいかかとは保湿が重要
大雑把に言うと、汗腺からは水分が出て、皮脂腺からは油分が出ます。
この皮脂腺から出る油分→皮脂には皮膚の潤いを保つモイスチャー(保湿)の働きや、皮膚の表面を弱酸性に保つ殺菌作用があります。
その皮脂を出す皮脂腺がかかとにはないため、身体の中でも特に足の裏・かかとは乾燥しやすいのです。
ですから、かかとの乾燥を防ぐためにはしっかりと保湿をすることが重要です。
特に冬場は空気も乾燥しています。ですから、一日でも保湿ケアを怠ると、すぐにかかとのガサガサの原因となってしまうことがあります。
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原因② 足裏への刺激でガサガサかかとに!
靴底の厚い靴や、裸足で直に靴に触れるサンダルやミュールなどを日常的に使っていると、かかとが摩擦によって刺激を受けています。こういった刺激を継続的に受けていると、かかとの角質が固く厚くなってしまいます。するとこれがガサガサかかとの原因になってしまうのです。
ですので、ガサガサかかとでお悩みの方は、できるだけスニーカーなどクッション性の高いものを履くのが望ましいとされています。意外なところでは、足つぼを刺激してくれる健康サンダルを履くのをやめたらかかとのガサガサが収まったという方もいらっしゃいます。
また家に居る時には厚手のソックスで足裏やかかとに刺激を与えないようにする工夫も有効です。
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原因③ 血行不良や加齢による代謝の低下でガサガサかかとに!
夏の冷房や冬の寒さで体が冷えると、血行が悪くなり身体の代謝機能が低下してしまいます。すると、かかとの古い角質がはがれずにガサガサの原因になってしまうのです。
代謝が活発に行われていると、古い角質は垢となってはがれていくのですが、それがいつまでもかかとに付いたままでいるのがガサガサの原因ということです。
同じように、加齢による基礎代謝の低下もガサガサかかとの原因になってしまいます。
10代20代の頃はガサガサかかとの悩みなんかなかったという方でも、30代40代になってくると少しずつ基礎代謝が低下して、ひざやひじなど体のいろんなところにガサガサが、という方は多いのです。
そのガサガサが特に出やすいのがかかとや足裏なんです。
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原因④ 白癬菌(水虫)が原因のガサガサかかとも!
白癬菌、いわゆる水虫がガサガサかかとの原因になっている場合もあります。
水虫が原因だと分かりにくい理由として、かかとに出来る水虫はかゆみを感じにくいという特徴があるのです。ですから、気が付いたときにはすっかり症状が進行してしまっているということもあります。
水虫と言うと男性のイメージがあるかもしれませんが、女性の水虫も増加傾向にあるそうです。
ただ、ガサガサかかとの原因が水虫かどうかは素人では区別がつけられません。かかとのガサガサが厚く、ケアしても治らないという場合には、水虫の可能性を疑ってみるべきです。
皮膚科の病院を受診すれば、すぐに検査してくれます。ガサガサかかとの原因が水虫かも? と思ったときには皮膚科の受診がオススメです。病院にもよるようですが一般的に検査自体は10分ほどで結果が分かるようです。
ガサガサかかとのケア方法は?
ガサガサかかとのケアのために効果的な方法を紹介しています。